最近ちょっと前向きな件について

与論島で流れ星を見た。

 

夏休みで恋人と与論島へ来ていた。いま、帰りの船の中、お昼寝から目が覚めて暇を持て余したので日記を書く。旅の思い出は今度まとめるにして、今は旅の中でのエピソードをひとつ。

 

f:id:mztm_kn:20190929172539j:image

(ヨロンブルーの海。超綺麗。)

 

与論島に着いた日の夜、夜光虫を見に行くツアーに参加した。夜光虫とは音や船の動きで海が振動し、その刺激で光るプランクトンだそうで。見上げたら満天の星空、グラスボートから見える夜光虫も流星群のようでとても綺麗だった。

この夜光虫のツアーを引率してくれたまっくろのおじいが、なかなかにネガティヴで可愛かった。夜光虫を見た後、夜の海に潜む生物を探そうと海中を照らすも不発。「あれ、なんもいないね〜。」と戸惑うおじい。海の生物は諦めて星を見ようとするも、いつのまにか雲がかかりほとんど見えない状態になっていた。「あれ、雲だ〜もうダメだな。」と落ち込むおじい。全てを諦めたおじいが陸に上がったほうが星が見えると言い、船を降りて陸に上がった。ひとりで一生懸命船を止めた後、陸に上がるも電気を消し忘れていてまた船に戻っていたのも可愛さが溢れていた。

陸に上がるもまだ雲はかかっていて星は見えない。おじいは「はあ、今日はダメだな〜」と言いながら、曇天の星空を指差し、本来ならどんな星座が見えるか説明をしてくれた。最終的に雲の切れ間から見える空を指し「あれは飛行機」とか言い出してウケた。飛行機は知ってるよ〜、そんなことを思いつつおじいの指先を見つめると流れ星がきらり。『流れ星だ!』と興奮して恋人ぴに言うも、見えなかったようで。でもおじいも見えていたので本物だったと思う。

その後はおじい苦肉の索で、船場に潜むカニを探した。おじいと、私たちカップルと、ギャル2人組の5人で拳大のカニを探す姿、何も知らない人が見たらちょっと面白いと思う。そして帰りはおじいおススメの居酒屋へ案内してもらうが、営業時間内にも関わらず閉店。おじいは「なんで〜まだ21:30なのに居酒屋閉まるの〜」とぷんすこしながら別のお店に連れてってくれた。「華金なのにね〜こんな早く閉まるなんて」と最後までブツブツ言っていて可愛かった。

 

f:id:mztm_kn:20190929172246j:image

(これはカニ。よく見るといる。)

 

すぐ落ち込む萌え系おじいが言う感じだときっと不発の日だったのかもしれないけど、夜光虫は綺麗だったし、流れ星も見れたし、おじいが連れてってくれた第2候補のお店も結局はとっても美味しかった。何より旅行を思い返すとき、きっと私たちはおじいネガティブで可愛かったねと笑い合えるのだと思う、幸せな時間だった。

恋人ぴ、与論島は2回目で、1回目は長く付き合った元カノと来ていたそうで。比べるものじゃ無いけど、私と来た時の方がメッチャ楽しいと思ってほしいなって少しだけ思ってたし、前のほうが楽しかったって思われたら嫌だなぁと1mmだけ不安だった。でも不発の空で流れ星を発見した瞬間、私は『もってる』、だから大丈夫と確信した。変な自信である。

 

前までの私はおじいと同じくらいのネガティブですぐ『ダメだ〜』となっていたけど、今の私はすこしポジティブなので。最近は恋人ぴには「私といるといいことあるよ」とよく話す。

今回の旅行も台風が来るから見れないかもと言われた百合が浜も綺麗に、しかも大きく見えたり、雲がかかって見えなかった星空も夜中に綺麗に見えたじゃん。雨も降らず3日間晴天だったし。私といるとラッキーなことが沢山あるよ。

それに宿泊したロッジには虫が多発していたけど、恋人ぴに比べたら虫が大丈夫な私が様々な方法で部屋から追い出したし。車の免許を持ってるので原付移動も交代で運転もできるし。しかも私は食いしん坊で好き嫌いなくいっぱい食べるので、一緒にいたら恋人ぴは食べたい物少しずつ色々食べれるよ!何より恋人ぴのこと世界で1番好きなのは私だからね〜!

上記のことを踏まえて、私といるといいことあると思うんですけど、どうでしょう?強いて言うなら、難点は前向きが過ぎてウザさにちょっと拍車がかかってるくらいかな???

次は恋人に流れ星を見せてあげたい、私と一緒に居たら見れるよ。だって『もってる』女だからね。(ドヤ)

ということで明日まで旅行は続くので、最後まで楽しく過ごせたらなと思います!