婚活の話から考える自分の将来

 

私の周りだけかもしれないけど、意外と看護師って結婚願望が強い。

 

高校生の時、これからの職業選択をするにあたって、女が一生ひとりで食べていける仕事かどうかということにとっても重きを置いていた。東北の田舎で育ったため、女性が一般企業でキャリアを築き上げる姿があまり思い浮かばなかったのだ。女子高生の私が思いついたのは、学校の先生か看護師。所属していた地域の社会人女子サッカーチームには看護師の先輩が多く、なんとなく、いいかな?の気持ちで看護師への道を決めた。そんな私なので、まじで結婚願望が無い。どレズなのもあるし、家族にいいイメージが無くて、誰かと人生を共に歩む未来なんて思い描けなかった。むしろ他者が自分の人生に干渉すること、とても煩わしいと思っていた。

 

結婚は自分には関係ないと思っていたが、どんどん既婚者となっていく大学時代の友人や婚活に励む職場の方から話を聞き、最近は結構身近なものに感じられるようになった。2年前、周りに影響されて半年ほどマッチングアプリを使用してみたが、どレズなのであまり意味はなく、ただ疲弊するのみだったけど笑(婚活やめた直後に恋人ぴに出会えた!)

友人や職場の人が話す、男性がいる飲み会やマッチングアプリ・婚活パーティー、キープくんと並行した婚活、、、シンプルに、エネルギーがすごい!!私は仕事して家事して恋人ぴだーいすきと思ってるだけで結構疲れる、生活を回していくって大変。アグレッシブな婚活、身も心も結構磨り減りそう。なんでも、いいなと思う人がいても、もっといい人がいるかも?と決められないことが多いそうで。結婚すると相手が人生の全てになるわけじゃないけど、深く関わりあわなきゃいけないから、そりゃ選ぶのも慎重になるよね。

 

今日の夜勤もそういった話を聞いて盛り上がり、自分の将来について帰宅してからちょっと考えてみた。結婚とか壮大なワードを出すと自分にはまだまだ重すぎて難しいんだけど、なんとなく、60歳になった恋人ぴとクラブツーリズムのバスツアーに行く将来を思い描く。(そもそも私が60の時にクラブツーリズムはあるのか?)

単純に恋人ぴのことメッチャ大好きなんだけど、おばあちゃんになるまで一緒にいたい理由はそれだけじゃなくて。恋人ぴは私が自分のことを好きになれるきっかけを沢山くれる。可愛いよ!とハッキリ伝えてくれる、コンプレックスを慈しんでくれる、今まで少しずつ磨り減った自尊心がどんどん回復してゆくのをこの1年と4ヶ月で感じた。大嫌いだった自分のことが今ではちょっぴり好き。ひとりでも生きてゆけるけど、メッッッッチャ大好きで、なおかつ自分のことを好きになれるような魔法をかけてくれる人と一緒にいたら、人生もっと豊かになるんじゃないかなと思った。

 

一生ひとりでいようと思っていた時代に比べたら、誰かが自分の人生に関わることを許せる、誰かと寄り添う未来も可能性の1つと思い描ける自分はすこし丸くて柔らかい。考え方や生き方はいつだって流動的なものだけど、丸くて柔らかい思考の自分はちょっと好き。好きな自分に変わってゆくきっかけをくれた恋人ぴ、ありがとうって感じ。

 

もし恋人ぴがこれを見たら、けっ、ケッコン????重い〜〜って思うかな(私なら思う笑)。でもそんな壮大で決定的な話じゃ無くて。上手に言えないんだけど、恋人ぴが私の生活に関わってくれること、一緒にいたいと思えることが嬉しいんだよって話。今の幸せな日々を積み重ねた先に、ずーっと一緒があれば嬉しいなって思う。

 

ま!気分はいつだって新婚さん並みにアツアツだけどね!明日から夏休み、新婚旅行だよ〜〜〜〜!!!!!(ちがう)